【検証】底値狙いの買い増しは、手間に見合う「効果」があるのか?WCM3ヶ月の実績で比較してみた

2026年4月2日木曜日

株・投資信託

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皆さんお疲れ様です。

このブログでは時々、分配金の再投資タイミングについて報告しています。「できるだけ安いと思ったタイミングで買い増しをする」というやり方をしているんですが、ふと思いました。

「これって、何も考えずにすぐ再投資するのと比べて、実際どのぐらい効果があるんだろう?」

ほとんど差がないのであれば、特に気にすることなく受け取った直後に再投資するか、最初から自動再投資に設定しておけばいいだけの話です。せっかくなので実際の数字で検証してみました。

WCMについての背景や、なぜ再投資にこだわっているかはこちらの記事をご覧ください。
なぜ私は毎月分配型を選んだのか
【投資信託】緊迫する世界情勢でも、分配金は今日再投資しようと思いました。


検証の前提条件

客観的な比較を行うため、以下の条件を設定しました。

  • 対象銘柄:WCM 世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型)
  • 運用会社:朝日ライフ アセットマネジメント株式会社
  • 検証期間:2026年1月〜3月
  • 検証金額:累計 160,904円(月平均 53,635円)
  • 評価基準:2026年4月1日の基準価額(11,630円)※記事執筆時点の直近確定値

比較パターンは以下の3つです。

  • 【実際】:私がチャートを見て、自身の判断で約定させた結果
  • 【ベスト】:各月の「月間最安値」に全額投資したと仮定
  • 【ワースト】:各月の「月間最高値」に全額投資したと仮定

※実際の投資額は月によってばらつきがありますが、比較をシンプルにするため月平均額を各月に均等に投資したと仮定しています。


1月〜3月の全約定・決算履歴

まずは1月〜3月の全履歴です。移管分も含めた全体像をご覧ください。

約定日/決算日 基準価額 取得口数 購入金額 累計購入金額 評価額(4/1時価) 分配金(単価) トータルリターン
1/19(購) 13,957円 9,458 13,200円 13,200円 11,000円 - ▲2,200円
1/21(購) 13,962円 920,534 1,285,250円 1,298,450円 1,081,617円 - ▲216,833円
1/26(決) - - - 1,298,450円 1,081,617円 37,199円(400) ▲179,634円
1/27(購) 13,221円 19,115 25,272円 1,323,722円 1,103,848円 - ▲182,675円
1/28(購) 13,266円 17,262 22,899円 1,346,621円 1,123,924円 - ▲185,498円
2/25(決/購) 13,315円 17,215 22,922円 1,369,543円 1,143,945円 38,654円(400) ▲186,944円
3/4(購) 12,828円 18,966 24,329円 1,393,872円 1,166,003円 - ▲191,940円
3/25(決/購) 12,084円 26,217 31,681円 1,425,553円 1,196,493円 30,076円(300) ▲198,984円
3/27(購) 11,818円 13,200 15,600円 1,441,153円 1,211,845円 - ▲223,379円
3/30(購) 11,585円 4,317 5,001円 1,446,154円 1,216,828円 - ▲123,397円

※1/21の購入はインベスコからの資金移管分です。

あと普通分配金に税金が反映されていないので、下のスクショとトータルリターンが一致しませんが、ややこしすぎるの許してください。

4月2日のトータルリターン

結構、悲惨な状況ですね(笑)。ただ今回の本題はそこじゃないので置いておきます。1/21の移管分は検証の計算からは除外します。


検証対象:純粋な買い増し分のみ

検証に使うのは移管を除いた純粋な買い増し分、累計160,904円です。

約定日 基準価額 取得口数 購入金額
1/1913,957円9,458口13,200円
1/2713,221円19,115口25,272円
1/2813,266円17,262口22,899円
2/2513,315円17,215口22,922円
3/412,828円18,966口24,329円
3/2512,084円26,217口31,681円
3/2711,818円13,200口15,600円
3/3011,585円4,317口5,001円
合計-125,750口160,904円

整理すると以下の通りです。

  • 累計投資金額:160,904円(純粋な買い増し分)
  • 月平均投資金額:約53,635円

この53,635円を1月・2月・3月の各月の最安値・最高値でそれぞれ購入していたら、という仮定で比較します。


検証結果:タイミングによる「成果」の差

16万円を「ベスト(最安値)」「実際」「ワースト(最高値)」の3パターンで運用していた場合、4月1日時点でどれだけ差が生まれていたのでしょうか。

比較パターン 取得口数 評価額(4/1時点) トータルリターン
ベスト(月間最安値) 128,735口 149,718円 ▲11,187円
私(実戦の結果) 125,750口 146,247円 ▲14,657円
ワースト(月間最高値) 117,371口 136,503円 ▲24,402円

まとめ:検証を終えての感想

実際に計算してみると、月5万円程度の投資枠でも3ヶ月でこれだけの差が出ました。

  • ベストとの差:▲3,471円(口数では約▲3,000口)
  • ワーストとの差:+9,744円(口数では約+8,000口)

個人的には、160,000円という少額の投資金額にしては、そこそこ差が生まれるもんだなというのが率直な感想です。

今回の検証を経て、私の結論はこうです。分配金は受け取りのまま(自動再投資なし)にして、引き続き自分で狙ったタイミングで買い増しを続けていこうと思います。

3ヶ月・少額という条件でも約1万円の差が生まれるなら、長期で積み上げていけばその差はさらに広がる可能性があります。もちろんタイミングを読み誤れば逆効果になるリスクもあるので、あくまで自己責任のやり方ではありますが、今のところはこのスタンスで続けていくつもりです。

ただし今回の検証にはいくつか注意点があります。

  • 検証期間が3ヶ月と短く、あくまで参考記録です
  • 相場全体が下落トレンドの時期だったため、条件が偏っています
  • もっと相場の読みが長けた方なら、3月の下落タイミングで手持ち資金をまとめて投入するのが正解だったかもしれません。ただ私は余力がないので、分配金の再投資という範囲内でしかできないというのが正直なところです(笑)

この検証はまた時々やってみて、報告がてら自分の成績を振り返る記事にしていこうと思っています。

それではありがとうございました!


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