仮想通貨で失敗した話|S&P500を崩して一攫千金を狙ったサラリーマンの末路編①

2026年1月9日金曜日

仮想通貨

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皆さんこんにちは。

今回から数回にわたって、私が仮想通貨に手を出して大失敗した話を書いていこうと思います。

先に結論を言っておくと、コツコツ積み立てていたS&P500の投資信託(約80万円)を全額崩して仮想通貨に突っ込み、最終的に全部なくなります。今振り返っても、本当に馬鹿だったと思います。ただ、同じ轍を踏んでほしくないという気持ちで、正直に書いていこうと思います。


仮想通貨にハマる人が後を絶たない理由

SNSを開けば、「仮想通貨で〇千万円稼いだ」「早期リタイアできた」という話が流れてきます。もちろんそういう人が本当にいるのも事実です。ただ当然ながら、大損した人の話はほとんど出てきません。うまくいった人だけが発信するので、見ている側には「やれば稼げる」という印象だけが積み上がっていく。

私もその一人でした。頭では「ギャンブルに近い」とわかっていても、欲が出ると判断力は簡単に狂います。特に生活が苦しい時期や、将来への不安が大きい時期は要注意です。


私が仮想通貨に手を出した理由

当時の私は、特別なスキルも副業の手段もない、ただのサラリーマンでした。ちょうど第一子が生まれて、仕事も精神的にきつい時期でした。毎月の給料で生活するだけの日々の中で、「もし一攫千金できたら、FIREできるんじゃないか」——そんな現実逃避のような気持ちが積み上がっていきました。

そして、その気持ちに火をつけたのがSNSでした。フォローしているアカウントから流れてくる「仮想通貨で資産が倍になった」「あのコインが次に来る」という情報を毎日見ているうちに、「自分もやってみようか」という気持ちが止まらなくなっていきました。


S&P500の80万円を崩した判断

最初に使ったお金は、毎月少しずつ積み立ててきたS&P500の投資信託でした。確か80万円ほどあったと思います。

今思えば完全に馬鹿でした。eMAXIS Slim S&P500の基準価額は2021年初頭の約13,000円から、2026年現在では約38,000円まで上昇しています。つまり約3倍です。80万円をそのまま持ち続けていれば、今頃230万円になっていた計算です。何もしなかった方が、仮想通貨で必死に取引するより150万円以上多かったということになります。

でも当時の私には、「毎年数%の成長より、10倍・100倍になるかもしれないコイン」の方が魅力的に見えました。これが典型的な判断ミスです。インデックス投資の強さは、何もしなくていいことなんですよね。当時の私には、それが退屈すぎて我慢できませんでした。


コインチェックを開設。最初に選んだのはIOST

勢いのままコインチェックの口座を開設し、最初に何を買うか選定を始めます。

一攫千金を夢見るサラリーマンには、当時500〜600万円していたビットコインは眼中に入りません。「安い物が暴騰して100倍・1000倍になれば……」そんなことを夢見て、SNSで話題になっていたIOSTに目をつけました。当時の値段は2〜3円前後。もしこれが100円・200円になれば……という計算が頭の中でぐるぐるしていました。

コインチェックの購入履歴

こんな感じで2~4円の間でちょこちょこ買っていました。

当時はFXや海外取引所での先物取引のことなど全く知識がありませんでした。コインチェックで現物を買って手数料を払いながら売買するだけでしたが、それでも最初は利益が出ました。

IOSTが上がり始めた。でも欲が出て売り時を逃した

買い集めていたIOSTが、ある時期から上昇し始めます。2〜3円で推移していたものが5円を超え、さらに上がり続け、一時9円近くまで到達しました。

「やった、このままもっと上がるんじゃないか」——そう思った私がとった行動は、利確せずにそのまま保有し続けることでした。「まだ上がる」という欲が、売り時を逃させたんです。

結局そこからIOSTは下落に転じ、私が最終的に売却したのは8.1977円のタイミングでした。9円近くまで上がっていたことを考えると、もう少し早く売れていればもっと利益は出ていたはずです。それでも2〜4円で買い集めていたものが約3倍になっていたので、売却益は約19万円になりました。

売却したときの履歴

「やっぱり自分の読みは正しかった」「次もいけるんじゃないか」——根拠のない自信が生まれていました。そしてこの成功体験が、次の大失敗の引き金になります。

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本記事は、一個人の体験や経験(失敗談含む)を共有することを目的としたものであり、特定の銘柄・手法・サービスの利用を推奨するものではありません。記事内の情報は執筆時点のものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。実際の投資・取引・副業における判断と責任は、必ずご自身でお願いいたします。


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